独立系ファイナンシャルプランナー谷崎さんと柴田芳浩
独立系ファイナンシャルプランナー谷崎さんとの対談
ライフワークサポート 代表
谷崎 由美
・事業内容
 ファイナンシャル・プランニング事業全般
 個人事業主コンサルティング
 マーケティングサポート
 セミナー事業
〜〜ライフプランはなぜ必要だと思いますか?〜〜
柴田 :ライフプランの必要性って何だと思います?
谷崎 :ライフプランを作るのはサイズを測ることだと思うんですよね。物差しがないとわからないじゃないですか。たとえばダイエット。ダイエットするにはまず最初に体重計に乗りますよね。そのうえで今後の計画を練る。摂取するカロリーを計算するとか、計画的に運動を取り入れてカロリーを消費するとか、そうやって日々体重計で管理していく。ライフプランもこれと同じで現在の資産状況から資金計画を建てて目標を達成して行くための指標にすると。

柴田 :おっしゃる通り。我々ソニー生命も生命保険のプロではありますが、まずお客様に現在の状況を理解していただいて今後のライフプランを作った上でないと正しい生命保険をご提案することはできないと考えています。独立系FPの谷崎さんの目には我々の仕事はどう写りますか?
谷崎 :ライフプランの重要性に関しては私のような独立系のFPとソニー生命の柴田さんとで考え方が違うとは思いません。私の知る限り、ソニー生命のライフプランニング゙は他のものと比べてもわかりやすいと思います。ただ、ちょっと細かすぎるかなとも思います。ライフプランはそもそも変わっていくものだから最初作ってから数年毎にフォローして変化に対応させていくことが大事。そのために作っていると思いますので緻密さよりも継続的なフォローの方が必要ですよね。

柴田 :そのためにはお客様にライフプランは継続的に見直していかないと意味がないことをご理解いただく必要がありますね。ありがとうございます。
〜〜ライフプランを作るだけではダメ。それをどうやって使うかが大切。〜〜

柴田 :私はライフプランナーなので、やはり保障重視というスタンスは間違いなくあるのですが、独立系のファイナンシャルプランナーの方はどちらかというと資産づくりに重きを置かれる方が多いと思います。そんな中で地元の金沢・中部地方のみならず東京・大阪でも引っ張りだこの谷崎さんにその辺のお話をお聞きしようと思い立ったわけなんですが、谷崎さんは相談に来られた方に対してどういう資産づくりを勧めていますか?
谷崎 :資産分散ですね。たとえば若い人にアドバイスする際はライフプラン上で10年以内の生活に関するものは現金で用意してもらい、長期的な投資信託を勧めたりします。

柴田 :そうですね。私もお客様に資金計画のお話をするときは短期、中期、長期に分けて話しています。短期的には現金での預金、中期的には安定性があり利回りのなるべく高いもの、長期的にはインフレに対応できる運用型のものや年金などですね。

谷崎 :それと、私のところに相談に来られる方で多いのはライフプランを作ったことはあるけどそれの見方とかそれをどうやって使うか教えてもらったことはないという人が多いですね。
柴田 :なるほど。せっかくライフプランを作っても実際に役に立たなければ意味ありませんもんね。ライフプランの目的の一つはキャッシュフローを明確にすることですが、最終的には将来への
貯蓄と運用ですよね。

谷崎 :定年退職時に貯金のピークを持っていって、いくら貯まっていればいいか、そしてそこから逆算して現在から向こう10年、20年、30年といった感じでどんな方法で資産を作っていくか。具体的には貯金で作るのか、保険で作るのか、運用で作るのか。
柴田 :その中でもリスク分散の観点では貯蓄性の高い保険は保障を兼ねて資産を作っていけるという点で有効な手段であることは間違いないですよね。

谷崎 :そうですね。特に資産が貯まるまでは万一の時にお金がないわけですから、保険の価値はそこにあります。夢を実現するためのものですから。
そして、そんな貯蓄・運用のお話の中で私がよく言うのは目標額、たとえば3000万円なら3000万円が貯まれば55歳で早期退職してもいいですよって言います。もしくは辞めないならそれ以降のお給料は全部おこづかいだし趣味とか旅行に使ってもいいですよって言うと皆さん喜ばれますね。(笑)
柴田 :それは最高ですね。(笑)

谷崎 :私がよく相談に来られる方にお伝えするのは、とにかく目標額を決めてそれを達成していくこと。それをクリアすればそれ以上投資にまわす必要はないし、適切なポートフォリオ(資産分散計画)を組んであとはリバランスしていくことだけ考えていけばよいということです。
柴田 :
そうですね。運用を難しく考えている人多いですが、シンプルに考えないとだめですよね。投資性のものには種類がありますが何を勧めますか?

谷崎 :一番は確定拠出年金(401K、ideco)ですね。退職後のお金を作るのに運用期間が長いので成功率が高いですよね、税の軽減にもなるし。同じ1000万円作っても確定拠出年金なら退職控除が使えて投資信託では退職控除は使えないわけですから。そして、退職後の準備資金が足りないところを他の金融商品で補って、さらに余裕があれば投資信託商品(アクティブファンド)ですね。確定拠出年金はインデックスとか手数料の安いものを選びます。手数料負けをするので元本保証のものは入れません。
柴田 :わかりました。とにかく、お客様にわかりやすくお伝えするというスタンスでよりお役に立つ情報を提供していきたいと思います。